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石巻貝は実にデリケートです。
私は今でこそ「苔との共生水槽」を快く思ってますが、水草水槽を立ち上げて間もない時は、出てくるコケ君を全て排除したいと思う管理者でした。 そんな当時、苔対策として絶大な存在感を出していたのが石巻貝です! 水槽立ち上げ当初から3匹の石巻貝は苔の発生防止、除去に大活躍だったんです。 ………が、 1カ月ほどたった時から、1匹、また1 匹と☆となり、最後には全滅。 石巻貝のいなくなった私の水槽は時と共にコケ君たちがでてきました。 焦った私は、石巻貝がなぜ☆になったのかを調べもせず、ホームセンターで再度石巻貝を購入。 あの大活躍を期待して水槽に入れました。 するとなんと……今度は水槽のガラスにさえくっつかずに「ふらふら~っ」とっ水槽の底へ落ちていき、石巻貝の本体(中身)は殼に閉じこもったまま出てこなくなりました。 水槽から拾い上げて、購入した袋の中に戻しても……… ダメです…「瞬殺」です(T^T) 後から知ったのですが、石巻貝は中性の水質が理想なんですって。中性から徐々に酸性になるという事なら、やや対応するらしいのですが、酸性の水では貝殻のカルシウム分も徐々に溶けて流出するみたいです。 いずれにせよ長生きはできないとのこと… 私の勝手な理想の追求のせいで、実に罪な事をしてしまいました。ごめんなさい石巻貝君。 こういった事を初期に経験したため、私の理想は「苔との共生」へとシフトしていくことになったのです。 これから石巻貝の導入を検討されている方は、私を反面教師ととらえ、 石巻貝の水合わせは大事にしてくださいね(^^) PR |
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★「必須多量栄養素」編です(・∀・)ノ
水草を育てるために必要になる 「必須多量栄養素」(窒素、リン酸、カリウム) これらを水槽内にどうやって調達するかですが… ●窒素… ・生体の排泄物。 ●リン酸… ・生体に与える餌。 ●カリウム… ・何らかの形で人為的に添加。 いわずと知れた水草水槽の基本ですねq(^-^q) ★では、カリウムの添加にはどんな方法があり、どんな問題があるのでしょう? 方法①カリウムのみの単肥を施肥する。 ・テトラ社さんの「イニシャルスティック」やホームセンター等で販売されている「草木灰」などを使用する。 問題点… 底床に埋め込むので、私のような白い砂を底床に使用している方は、著しく景観を損ねます。(すぐに砂面にでてきます) また、底床内のバクテリアが分解する働きによって肥料になるので遅効性です。 ・炭酸カリや硫酸カリを使用する。 問題点… 炭酸カリは一般のお店では入手しづらい。 そして、炭酸カリ、硫酸カリは両方水溶液を自作するのですが、作るのは面倒です゜゜(´O`)°゜ また、カリの含有量がとても多いので、水槽内にカリが過剰になり過剰症になりやすいのも難点。 方法②複合肥料を施肥する。 ・「ハイポネックス(各種)」などを使用する。 問題点… 本来は園芸用の肥料で、カリウム以外の窒素やリン酸も水槽内に入ってしまう。特にリン酸が突出して多い。 上記画像のような、「平行型」(C:P:K = 6:6:6)等に近いモノを使っても、コケ街道まっしぐらになる可能性が高い((((;゜Д゜))) 方法③カリウムの含まれる餌を生体に与える。 ・ジェックス社さんの「パック de 赤虫」等のカリウムを含む餌を与える。 問題点… 餌にどれくらいのカリウムが含まれているのか不明… さらには餌のサイズが大きく、めだか等小さい生き物に与える時は小さく砕く必要があります。 うーん(*ov.v)o実に悩ましい… どの方法が一番なのかはわかりませんが、硫酸カリを添加する方法は現在実験中です(・∀・)ノ (グロッソスティグマが綺麗に育たない!参照) まずは、この方法を試して一つの答えを出してみたいと思います! |
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先日ご紹介しました、すごい浮力の流木。(流木が浮いてしまって(´▽`;)ゞ参照)
現在、沈水9日目。 やはり、沈みません(# ̄З ̄) さすがにボチボチ沈むかしら? と、重りにしていた石をはずすと… このザマです。 購入当初の「絶望的な浮力」はないのですが、相変わらず「浮く気まんまん」です。 しぶといなー…f(^_^; 既に流木には、アヌビアスのナナちゃんを活着!! (ホントはアロンαで接着) 流木を煮沸して沈めるなど、夢のまた夢! では一体どうすれば……っ!! ……… 石を重りにして様子を見ようか(。-∀-) ………結局、何も変わらずです♪ ふぅ~…一件落着……。 この流木が自然放置でどのくらいで沈むのかを見守る実験ということにしましょう! いやあ、忙しい忙しい! 沈んだらご報告しますが。 沈むまでは、いろんな写真に石が登場しますので、お察し頂けそうですね(⌒‐⌒) |
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肥料についての「あらまし」をまとめていきたくなりました。
ワタクシめ、頑張りまする! 今回はまず… 肥料に含まれる成分が植物(水草)にどんな効果を与えるかを知っておく必要アリと思いましたので… それではぁ……… いきましょーうっ( ̄ー ̄ゞ-☆ ★植物(水草)に必要な「必須多量栄養素」について ●窒素(N)…主に「葉」、「成長スピード」に関係。 ・不足すると…成長が鈍る、枯れやすくなる。(黄化) ・過剰だと…病気になりやすくなる、草体が細くなる。 ●リン酸(P)…主に「芽」や「ランナー」の成長に関係。 ・不足すると…新芽、ランナーの成長が鈍化、芽の矮小化。 ・過剰だと…あまり影響はない。 ●カリウム(K)…主に「茎」や「根」の成長に関係。光合成の促進。 ・不足すると…下葉の白色化、草体のねじれ。 ・過剰だと…微量元素の吸収阻害。 ★植物(水草)に必要な「必須中量栄養素」について。 ■カルシウム(Ca)…葉に多い。糖の代謝に関係。 ・不足すると…成長葉の白化、根腐れ。 ・過剰だと…あまり影響はない。 ■マグネシウム(Mg)…葉緑素の形成に関係。 ・不足すると…光合成が不足、葉の黄化(葉脈は黄化しない)。 ・過剰だと…あまり影響はない。 ■硫黄(S) ・不足すると…下葉の黄化。 ・過剰だと…過剰症はない。 ★植物(水草)に必要な「必須微量栄養素」について ▲鉄(Fe)…葉緑素の形成に関係。 ・不足すると…成長葉の黄化、白化。 ・過剰だと…カリウムの吸収阻害。 ▲マンガン(Mn)…光合成に関係。 ・不足すると…葉緑体の破壊による黄化。斑点状の白化。 ・過剰だと…あまり影響はない。 ▲銅(Cu)…光合成や植物の呼吸に関係。 ・不足すると…新芽、成長葉の白化。 ・過剰だと…根に成長障害。 ▲亜鉛(Zn)…代謝やタンパク質の合成に関係。 ・不足すると…新芽の成長障害、節間の短縮、矮小化した葉の密集。 ・過剰だと…他の微量栄養素の吸収阻害。 ▲モリブデ ン(Mo)…硝酸を窒素に変える。窒素代謝に関係。 ・不足すると…窒素が欠乏する。 ・過剰だと…他の微量栄養素の吸収阻害。 ▲ホウ素(B)…糖の代謝に関係。 ・不足すると…成長葉の黄化、白化。 ・過剰だと…あまり影響はない。 ▲塩素(Cl)…酸素の発生に関係。 ・不足すると…成長葉の白化、根が太短くなる。 ・過剰だと…水槽においては細菌やバクテリアの死滅につながる。 (@^▽゜@)ゞ 植物(水草)は体の8%分の栄養を ・必須多量栄養素 ・必須中量栄養素 ・必須微量栄養素 から摂っています。 残り92%は ・炭素 ・酸素 ・水素 から吸収できるんです(゜o゜)って。 わかったような… わからないような…σ(^_^;)? 次回からは、 これらの情報を活かしながら、どういった肥料が必要かを考えてみたいなと思いま~す!! |
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